7月22日の第1回住民説明会で、強引に仙水町への移転案を進めようとする子ども家庭局保育課に対して、出席した地域住民と一枝保育所の保護者たちは、保育課の説明に全く納得できず、これまでに提出した公開質問状に対してきちんと文書での回答を用意した上で第2回の住民説明会を開催するよう求めていた。
また第2回の住民説明会は、保育課主催ではなく、自治会の主催で開催し、それに保育課も出席して再度、移転問題への説明を行う形でスケジュール調整が行われていた。保育課と住民・保護者の間で日程調整でも少しゴタゴタがあったようだが、ようやく8月11日(月)19:00~一枝市民センターでの第2回住民説明会の開催が決まった。
―果たして保育課は公開質問状に誠意のある回答を出してくるか注目しよう
第1回の住民説明会は、保育課の意向で保護者と一枝地区住民以外の参加は認められなかったが、第2回説明会は一枝校区の自治会が主催するので、この問題に関心のある方には条件なく積極的に参加いただきたいとのことだ。
ところで8月2日(土)、記者は一枝地区住民への取材に行っていたが、ちょうど保護者の有志が11日の第2回住民説明会に参加を呼びかけるチラシ配布を行っていた。
真夏の暑い日差しの下、自分たちの大事な時間を割いて、地域の人達へ説明会への参加を呼びかけていた。
自分の都合のためだけでなく、地域の将来も考えた上で一枝校区に何とかして保育所を残していこうと活動を続けている保護者・住民には頭が下がる思いを感じる。
全文は「マックス北九州ニュース」(北九州メルマガ/無料)にて。
※記事へのご意見はこちら