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オーケーエンタープライズのヒロセ買収の顛末
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2008年8月 9日 14:57

 今年3月16日、負債総額約61億円で民事再生法適用を申請した長崎県のホームセンター・オーケーエンタープライズ(以下、オーケー)は、店舗を大分県のホームセンター・ヒロセに売却することで決定したが、入札に関し、面白い情報が伝わってきている。

 オーケーは店舗売却にあたり、入札にかけ、最高価格を出したヒロセが落札した。落札価格は約12億円といわれている。ところが、落札し損ねた九州№1のホームセンターが、後追い入札、落札価格より5億円以上の大幅な高値を出したとのこと。そのため一悶着あり、結果、裁判所は、当然のことながら最終的な落札者を、正規の入札で落札したヒロセに決定したとの地元情報である。

 九州№1のホームセンターは、過去オーケーの繁盛店近辺に出店し、オーケーが落ち目になった原因を作ったと、地元では言われている(これについては、競争の原理なので問題はない)。今回の後追い入札についても、仲の良い地元業者とタイアップしていたとのこと。

 落札価格と後追い入札価格に大きな金額の開きがあり、一悶着あったが、民事再生法のもとでは、裁判所が監督員を任命したうえで、会社の重要事項は全て監督員の認可制となっている。今回も当然(民間)入札は認可のもと公式に行われていることから、後追い入札が通用するわけがない。九州№1ホームセンターも地元業者も、オーケー買収では残念!ではあるが、事実ならばちょっと行儀が悪かろう。 


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