豊臣秀吉の軍師として天下統一に貢献し、長男長政が初代藩主となって福岡・黒田藩の礎を築いた黒田官兵衛(如水、1546~1604)。その官兵衛を主人公に大河ドラマを制作してもらう。そんな声がにわかに上がり始めている。
発端は、官兵衛が生まれた兵庫県姫路市で3日に開かれた「黒田サミット」。ご当地姫路市ほか、官兵衛ゆかりの滋賀県木之本町、岡山県瀬戸内市、大分県中津市の首長らが集まった席で「大河ドラマにしよう」と意気投合、盛り上がったそうだ。
姫路市は周到に準備を進めているとか。福岡市で実動はないものの、市長は「官兵衛は非常に魅力的な武将。市役所内部でつめ、NHKに要望に行くことも考えたい」と前向き。「篤姫」に沸く鹿児島のように、黒田ブーム到来なるか。
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