隠匿の存在を徹底的に検証
このシリーズ(6)で「これは犯罪だ」と見出しをつけたが、『これは詐欺だ』と言い代える。
8月11日の今日、15時30分から福岡商工会議所ビルで債権者集会が行なわれるが、『債権者各位』と銘打った「民事再生法に関する説明会の開催について」の案内が丸美のHPに告知されていた(資料は下記に添付)。ここで唖然としたのは「したがって、現時点で清算すると、一般債権者への配当は見込めない」という結論である。
確かに、丸美社内からいろいろな内部告発がメール、文章で届いていた。その一例として、次のようなものがある。「丸美の金丸会長とAが横領した金額は90億円です。何所に隠したかどうしてもしゃべらない。Aが横領した金を隠している。金丸会長は貯金は一銭もないと説明するが、月給を2,000万円、年収2億4,000万円も貰っていてそんな事があるはずがない。どうしたら良いか、社員が一番被害者です。もちろん債権者もです」(A氏の実名は伏せた。A氏は社内で周知の人である)。これでまでは「本当かな」と疑問を抱いていたが、今回の通知=「債権者への配当は見込めない」を読んで「この告発は真実だ」と確信した。
「金丸さん!! 隠匿した金を正直に出しなさい。身の為ですよ」とこの欄で警告を発する。また一般債権者の方々も泣き寝入りをしてはいけない。トコトン追及する価値がある。隠されたものを一緒に調べ上げましょう。
ふざけた通知書
通知書にはリゾート預託金(2,300人)70億円、社債(1,000人)46億円が記載されているが、この個人から調達した分=116億円が消えたことになる。こんなふざけた行為が許されるわけにはいかない。
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