11日午後3時30分より、福岡市博多区の商工会議所にて、8月5日に民事再生法の適用を申請した株式会社丸美の債権者集会が開催されました。
注目されるのは、同社が運営する会員制リゾートホテルの会員に対する預託金債権と、社債債権者。同社によれば、リゾートホテルの預託金は約70億円、社債は約46憶円あり、個人債権者だけで総額116億円にも上る。
個人債権者に対する説明会では、債権者の怒りが爆発。宮崎、金丸両代表に対して、涙ながらに訴える債権者もおり、同社の破たんの影響がいかに大きいかわかった。さらに、両代表が債権者に土下座を迫られる場面もあり、個人債権者集会は緊迫した空気のまま打ち切られた。
一般債権者に対する説明会は、今後の再生についての説明がなされました。債権者から今後の支払いや、再生について多くの質問がなされた。
同社は今回の説明会では、総資産や社債の不可解な状況について何ら説明を行っていない。今後の同社の対応が待たれる。
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