当時反対運動に携わっていた吉本まさ江さんに聞く
保護者・地域住民の声に押されて開催された第2回住民説明会の報告は、次回にご報告させていただく予定だ。
さて、一枝保育所は8年前に一度民営化の話が起き、当時も住民・保護者の反対で民営化が先送りされていたが、3年前に改めて民営化が打ち出され、住民・保護者と市の間で議論が交わされた結果、福祉事業団へ経営が移った経緯がある。
その際に民営化反対の運動をされていた吉本まさ江さんに話を聞いてきた。
————当時の民営化議論の中で、市と場所移転の話があったのでしょうか。
吉本 3年前には、「いずれ現地での建替え」と市の方はおっしゃっていました。それが今回、いきなり仙水町への移転という話になり、びっくりしています。
————仙水町への移転についてどのようにお考えですか。
吉本 前回の民営化反対の時も署名活動を行い、確か6600ぐらいの署名が集まったのですが、今回は既に8000を超える署名が集まっていると聞いています。
それだけ、一枝の方々や保護者の皆さんが、なんとかこの一枝地区に保育所を残して欲しいという切実な願いが表れているのだと思います。
市長が替わって、少しは市民の意見が通じるかと思っていましたが、役所の体質は変わっていないのですね。非常に残念です。でもなんとか一枝地区に保育所を残していただけるよう、役所の皆さんも、住民の立場でもう一度よく考えて下さればと願っています。
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