昨日、債権者説明会が開催され、金丸会長および弁護士側の説明が、次のとおり弁護士によりなされた。
(1)メンテナンス等の工事は、8月4日以前・以降で支払いは異なるが、引き続きお願いする。今後の支払、条件については、早急に連絡する。
(2)リース債権は全て支払う。
※データマックスのコメント(以下同)
弁護士の解答はおかしい、リース債権も一般債権である。何故全額支払うというのか?リースを解約する物もあるはず。ましてや継続使用分も交渉次第で値切りもできる。
弁護士先生は、民事再生法に慣れていないのだろうか。
(3)リゾート会員権を利用しての宿泊は、当該リゾートホテルに現金が入らないため、利用できない。
(4)会長は資産を投げ出す。
※会長は自ら「全部出しても約1億円」と説明(リゾート会員向けでの発言)した。
以上の説明が、破綻に至る経過報告とともに弁護士からなされた。
一般債権者への説明が遅れたことについては、リゾート会員(70億円、2,300名)、社債購入者(46億円、1,000名)と債権者が多く、これらを対象にした説明会を優先させていただいたとのことであった。
質疑では上記のほか、
(1)07年3月期260億円の総資産が、1年後の08年3月期では70億円と約190億円も減じているが、何が減ったのか?
(2)社債は、07年3月期12億9,200万円計上であったものが、08年3月期は4億4,200万円と減じている。しかし実態は、46億円の不良債権が発生している。粉飾ではないか。
(3)丸美の社債は、本年4月25日までグリーンシート市場で売買されていた。粉飾が事実なら、民事再生では問題があるのでは・・・・、等の質問がなされたが、回答は時間切れで後日となった。
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