これまで堅調に推移していた住宅ローンは、今年度に入り、増加のピッチが鈍り出しているようである。2003年以降、住宅ローン残高は対前年比4%~7%で推移していたが今年度に入り3%台に落ち込んでいる。これは、日本経済が不況に突入し個人所得が伸び悩む中、今後住宅ローンの利用も低調になることを裏付けるものである。
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