親和銀行が金子グループに対して数十億円の債務免除を柱とした金融支援を決めたことにあたり、7月に申請していた産業活力再生特別措置法の適用について、水産庁は18日、同法適用に基づいて提出されていた事業再構築計画を認定したと発表した。
これにより、金子グループの東洋漁業、兼井物産、金子産業の3社は今後、福岡キャピタルパートナーズ(福岡市)により持ち株会社として設立された「オーシャン金子ホールディングス」の完全子会社となる。
なお、同ホールディングスの株は福岡キャピタルパートナーズが再生まで一時保有する。
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