(株)丸栄
再建途中で焦げ付き発生
(株)ランド
株価下落続く
■港湾土木工事(北九州)/西浦建設(株)
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約1億6,900万円
代 表 : 西浦 昭宏
所在地 : 北九州市門司区松原2-4-15
設 立 : 1971年12月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (07/12) 2億3,360万円
8月4日までに事業停止した同社は、事後処理を弁護士に一任、破産手続申請の準備に入った。担当は蓼沼一郎弁護士(蓼沼法律事務所、北九州市小倉北区田町18-10、電話:093-582-8811)。負債総額は約1億6,900万円が見込まれる。
■建築・土木工事(北九州)/白水建設(有)
【続報】債権者判明 負債総額 約1億4,500万円
代 表 :白水 栄二
所在地 : 福岡県京都郡みやこ町勝山箕田1182-1
設 立 : 1970年4月
資本金 : 3,000万円
年 商 : (07/12)1億8,786万円
弊誌8月7日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。負債総額は約1億4,500万円が見込まれる。
■総合建設業(大分)/(株)後藤組
受注不振 民事再生法適用申請 負債総額 約73億1,300万円
代 表 : 後藤 誠
所在地 : 大分市王子北町3-47
設 立 : 1947年12月
資本金 : 1億5,000万円
年 商 : (08/6)約58億5,000万円
弊誌2004年12月20日号「SIC」にて既報の同社は、8月6日、大分地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。申請代理人は岩崎哲朗弁護士(弁護士法人アゴラ、大分市千代町2-2-2、電話:097-537-1200)ほか4名。監督委員は内田健弁護士(内田健法律事務所、大分市城崎町2-1-5、電話:097-534-5514)。負債総額は流動的ながら、約73億1,300万円が見込まれる。
■新興不動産会社の凋落
崩れゆくミニバブルの虚像 市況悪化に歯止めかからず
“ミニバブル”と称され、活況を呈していた不動産業界。オフィスビル・マンションを買い漁る投資ファンドの需要に後押しされ、都心部の地価は高騰、不動産会社は不動産ファンドに物件を供給することで業績を伸ばし、好況が続いた。しかし、サブプライムローン問題以降は状況が一変、物件は売れず、資金に窮したデベロッパーは資金調達に奔走している。
○不動産ファンドの衰退
○バブル崩壊後の余波は
○信用失墜の新興企業
○不動産業界の今後
■シリーズ「デベロッパー淘汰の時代」(5)
さらに厳しさ増す不動産市況 物件へのこだわりで生き残り図る
西武ハウス(株)
「モントーレ」シリーズを展開する西武ハウス(株)は、西戸崎で開発した大型物件「モントーレブルー・ラ・メールfukuoka」を完売し、現在、新たな大型プロジェクトである「モントーレ福岡空港駅(仮)」に取り組んでいる。未曾有の不動産不況を迎えようとしている今、同社はどのようにして生き残りを図っていくのだろうか。
○モントーレ福岡空港駅(仮)プロジェクト
○囁かれる合併の噂
○したたかに生き残る
■倒産を追う
遅すぎた分散受注 露呈した経営体制の甘さ
(株)浅野工務店
創業当初は小規模の建築工事や内装工事を手掛け、次第に賃貸マンションや商業ビルなども手掛けるようになり、急速に業績を拡大させた(株)浅野工務店。しかし、サブプライムローン問題や改正建築基準法などの影響で市場全体が落ち込み始めたことに加え、受注先を絞った経営体制が災い、資金繰りが悪化して今回の事態となった。それはなぜか、倒産の経緯を検証する。
○協力会社参加で事業規模が急速に拡大
○銀行に手のひらを返される
○分散受注を図るも時すでに遅し
■流通大競争時代
イズミ、ゆめマートをてこ入れ 九州SMの拠点に育成
イズミは子会社化した(株)ゆめマート(旧ゆうあいマート)をてこ入れし、九州中部における拠点スーパーに育成する。5月から社名と店名を変更したのに続き、今期末までに全店を改装、営業力を強化する。情報システムもイズミに統合する。同社に続き今後、M&A(合併・買収)や業務提携を通じて、福岡、佐賀、長崎などに進出する考え。イズミの動向によっては食品スーパー再編が新たな局面に入る可能性がある。
○全店改装を実施
○経営をてこ入れ
○SMグループ連携も視野に
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