(株)八千代銀行は、8月25日付けで取引先であるセボン(株)が、また、8月26日付で同じく取引先である創建ホームズ(株)が、それぞれ東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行ったことに伴い、両社向けの債権に取立不能または取立遅延の可能性が生じたと発表した。
・セボン(株)に対する債権の種類および金額
貸出金 2,890百万円
社 債 500百万円
上記債権のうち、貸出金については全額担保で保全(鑑定評価済み)されており、社債5億円について取立遅延のおそれが生じている。
・創建ホームズ(株)に対する債権の種類および金額
貸出金 1,777百万円
上記債権については、担保等で保全されていない約3億円につき取立遅延のおそれがある。
今後の見通しとして、両取立遅延のおそれのある債権については、2009年3月期第2四半期会計期間において全額引当処理をするとしている。なお、2008年8月13日に公表している2009年3月期第2四半期累計期間及び通期の業績予想について現状では変更の予定はない。
※記事へのご意見はこちら