(株)トライアルカンパニーが今期から副社長を3人体制としていたことがわかった。生え抜きでナンバー2の鶴川伸一副社長に加え、新たに原野敏一専務と牧草光一常務を昇格させた。業績の急拡大に対応してトップマネジメントを強化する狙い。3副社長の分掌は従来と変わらないもよう。鶴川氏が管理本部長として経営企画全般と海外事業を担当、三角商事出身の原野氏が営業、牧草氏が店舗運営を統括する。
トライアルは2008年3月期で売上高が1,500億円を突破した。規模拡大に対応して永田久男社長に集中していた権限を3副社長に分散し、意思決定のスピードアップを図る考えと見られる。
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