「市長からは、何ひとつ納得いく回答がないままです」―。市長や市の対応に、患者家族らは怒っている。福岡市立こども病院の人工島移転問題で、病院の患者家族は11日、吉田宏市長の独断や誠意のない対応に対して抗議文を提出した。
提出したのは「こども病院の人工島移転を考える会」(佐野寿子、西頭京子代表)。7月28日に市長が「こども病院の移転は人工島が望ましい」と発表、人工島移転を正式表明したが、「その記者会見で無視出来ない発言があった」として抗議文を提出することにした。
抗議文では、多くが納得しないまま市は人工島移転を正式発表した▽市長は私たちが東区への移転を反対しているというが、曲げて解釈している▽現地建て替えにかかる工事費の水増し発表につてい謝罪・釈明などがない▽人工島への自動車専用道だけでは根本的な解決にならない-―といった4点について、市長に直接説明するよう求めている。回答期限は20日。
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