(株)井筒屋(8260)と(株)久留米井筒屋は、12日開催の取締役会において、久留米店の閉鎖を決議した。
久留米店は前身のデパート旭屋から数え、72 年間営業してきたが、店舗を取り巻く競合環境の変化による業績の低迷から、今後営業の抜本的な対策を講ずる必要性があり、店舗建物の維持・管理コストがさらに増加することも見込まれることから、現店舗での営業を続けることは困難との判断。来年2 月末を目処に閉店することを決めた。
今後の久留米店のあり方については、店舗の立地する久留米市六ツ門地域が、2008年3月12日付けで「久留米市中心市街地活性化基本計画」に認定された地域であることを念頭に置き、地元関係機関とも十分協議のうえ、六ツ門地域の賑わいの維持・発展に貢献できるよう協力をしていくとしている。
なお、(株)久留米井筒屋の運営する大牟田および筑後の各ショップは、今後も営業を継続する。
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