大手ゼネコンである飛島建設の株価が下落している。8月19日終値時点で19円となり20円を割り込んだ。巷では法的手続きの申請が噂される状況である。
飛島建設は、1997年に保証債務6,400億円の債権放棄を受けている。ゼネコンの債権放棄ラッシュの先駆けとなったのだが、その後も同社は、2002年に772億円の債権放棄を受け、2003年には300億円の債務株式化を行っている。
これだけ借金を踏み倒しながら、経営を健全化できない企業に存在価値はあるのだろうか?資本主義の市場原理からもモラルの面からも、速やかに清算すべきだと考えるが、いかがだろうか?