面積3.5ヘクタール、建設費約100億 総務省提出文書通り
弊社報道を証明する内容
福岡市は懸案のこども病院人工島移転に関し、基本構想案をまとめた。用地面積は弊社既報のとおり3.5ヘクタールで、「検証・検討」報告で最大3ヘクタールとしてきた面積は大幅に増えることになった。
また、起債協議のため総務省に提出した文書の内容そのままとも言える結果となり、改めて「はじめに人工島ありき」を証明することとなった。
建設費は約100億、これまた総務省提出文書とほぼ同じ内容となっている。1平方メートル当たりの用地取得費は135,000円とされ、銀行団と交わした契約書に添付された「基準価格」1平方メートル当たり133,900円を上回るという、不可思議なものとなっている。
市は明日5日の会見で正式にこの内容を公表し、市議会各会派などに対し議案とともに提示するが、正式発表を前にした本日、記者クラブ各社に「記者レク」と称して説明を行なった。弊社取材班は明日までの報道を禁ずるという記者レク出席を見送り、独自取材で基本構想案の概要を入手した。
内容は、これまで続けてきた弊社報道による指摘通りのものであり、改めて市民の反対意見を無視した吉田市政の暴走に苦言を呈しておきたい。
【特別取材班】
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