(株)丸美の債権者でつくる「丸美被害者の会」(熊本、代表：森田氏)は昨日、熊本市の被害者に呼びかけ集会を開催。反響も大きく、収容人員100名の会場に200名余りが参加した。

　同被害者の会は、丸美のリゾート会員権や社債を購入した個人債権者(リゾート会員権債権者数約2,300名、社債債権者数約1,000名)の熊本県の被害者を中心に結成、昨日は弁護士でもある民主党の松野信夫参院議員も出席して支援を表明、丸美経営陣を詐欺容疑で熊本県警に告発する方針を決めた。

　森田代表によると、8月5日、民事再生法申請により破綻した丸美は、実は7月末日までリゾート会員権などを販売しており、丸美経営陣は実質経営破綻を認識しながら、販売を続け、購入者に損害を与えたことは詐欺罪にあたるとしたものである。7月下旬購入した被害者は、参会者の中にも10数名判明している。9月12日には弁護士と当該者が刑事告発に向け、打ち合わせを予定している。

　※7月末日は、丸美が真柄建設(上場、破綻)に対して約3億円(9月期日の約10億円手形も真柄建設に発行している)の手形を7月末日期日で発行しており、結果的に7月末日真柄建設は丸美からのジャンプ要請に応じたものの、5日後の8月5日破綻。7月末日の当該手形決済資金が全く手当されていなかったことが浮き彫りとなっていた(当決済資金の手当ては、完成在庫の販売により調達するとしていたが、殆ど売れていなかった)。

　森田代表は、より多くの被害者がいる福岡での「被害者の会」発足を強く望んでいる。
　森田代表の連絡先は090-4518-7476

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