(株)九州シジシーは昨年秋以来、新たに6社の新規加盟企業が加わったことで、09年2月期の売上(供給高)を200億円(前期は166億9,800万円)に引き上げる。昨年秋、金秀商事など沖縄県の食品スーパー3社と鹿児島のニシムタ、福岡県の佐藤(株)(サトー食鮮館)、今年7月佐賀のスーパーモリナガが加入した。
6社の売上合計は1,500億円近くになる。加盟企業は16社・3協同組合になった。協同組合経由の加入企業を含めると80社になる。今期は、昨年7月から始めた日配の共同配送事業も売上に本格的に寄与する。
加盟企業5社向けに広川に開設したJD(ジョイントデリバリー)を拠点に、日配を共同仕入し店舗配送する。九州シジシーが仕入と物流を請け負うと年間30億円の売上が加わる。来期からは、スピナと合併する西鉄ストア向けの売上も増えそうだ。スピナは合併後、加入するAJS(オール日本スーパーマーケット協会)から脱退する見通し。
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