太陽光発電のソーラーパネルを屋上に設置した分譲マンション「グランディアソラーレ和白」を手掛ける(株)グランディアは、熊谷組の工事でスタートしたものの、破綻した丸美から受注していたため、工事が中断していた。
企画及び販売代理で当事業に参画していた(株)グランディアだったが、丸美から当該不動産を買い取り、新たにSPCと組み、建設代金も目処が付いたことから、工事が再開される見通しとなった。
「グランディアソラーレ和白」は、和白から志賀島方面に少し入った塩浜地区に位置し、アイランドシティや博多湾が一望できる。近隣には、サニーや新鮮館、ホームワイドなどがあり、買い物にも便利な地である。旧3号線も複線化が進んでおり、以前のようなラッシュもなくなっている。また新設道路のアイランドシティ経由でも天神方面へ入れる。近隣には学校もあり、通勤にはバスのほかJR奈多駅もある。
当マンションの最大の売り物はソーラー発電システムでオール電化方式。光熱費は電気・ガス方式のマンションより最大80%も安くなるそうだ。まだ1、2階部分の工事段階でありながら、全65戸中すでに31戸が契約済みということで、人気の高さが窺える。鋼材等の値上がりなどコスト高の中、ソーラー発電システム付きで最多販売価格帯が2,100万円台というのも魅力である。
※記事へのご意見はこちら