(株)エクシーズジャパン
大口不良債権が発生
(株)新井組
デベ焦げ付き、2部指定変えの危険性も
■紳士服製造・卸(北九州)/九州ロイヤル(株)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約3億5,000万円(2社合計)
代 表 : 徳永 節男
所在地 : 北九州市小倉北区下到津1-4-6
設 立 : 1969年4月
資本金 :2,000万円
年 商 :(07/7)約2億8,000万円
8月29日までに事業を停止した同社は、事後処理を弁護士に一任、破産手続申請の準備に入った。担当は金子龍夫弁護士(金子法律事務所、福岡市中央区赤坂1-6-11、電話:092-712-0070)。負債総額は約3億円が見込まれる。
■砂・砕石販売ほか(北九州)/(有)後藤産業
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億5,900万円
代 表 : 後藤 英友
所在地 : 遠賀郡岡垣町大字原5
設 立 : 1986年5月
資本金 : 300万円
年 商 :(07/8)1億9,834万円
弊誌6月19日号「ワンポイント」で既報の同社は、9月1日までに事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当弁護士は加藤哲夫弁護士(加藤法律会計事務所、北九州市小倉北区鍛冶町2-1-1、電話:093-533-5877)。負債総額は約1億5,900万円が見込まれる。
■総合建設(東京)/りんかい日産建設(株)
【続報2】債権者判明 負債総額 629億8,380万円
代 表 : 北川 克弘
所在地 : 東京都港区芝2-3-8
九州支店 : 福岡市中央区赤坂1-13-10
北九州営業所 : 北九州市小倉北区浅野2-8-4
設 立 :1936年1月
資本金 : 70億5,500万円
年 商 : (08/3)約805億6,700万円
弊誌9月4日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者に関する続報である。
■土木建築資材卸(宮崎)/志多商事(株)
債権者判明 負債総額 約18億5,000万円
代 表 : 志多 孝彦
所在地 : 宮崎市高千穂通1-4-30
設 立 : 1979年8月
資本金 : 1,200万円
年 商 : (07/6)約23億3,200万円
弊誌8月21日号「モルグ」にて既報の(株)志多組の関連会社である、同社の債権者が判明した。
■コダマの核心レポート
妥協心なき上村建設の組織再編 1世紀耐えられる企業への挑戦
上村建設(株)は福岡県内で断トツの経営内容を誇るゼネコンであることは周知の通り。同社は来年2月に50周年を迎え、いよいよ100年、1世紀を展望した壮大な挑戦をすることになる。上村秀敏社長は「どこが潰れてもおかしくない厳しい時代。未曾有の危機が訪れている。何でもありき、何でも起きる時代にはあらゆることを想定して対応できる準備が必要である」と心がけを説く。
○改めてリスク管理が突きつけられる
○「お客さま本位」意識の捉え返しが最重要
○リニューアル時代への対応
○若手人材が企業の宝
■倒産を追う
会社更生法取り下げ認められる 早川氏の主導で再建へ
(株)インベスト
8月28日、早川和利氏が代表に復帰し、(株)インベストが申請していた会社更生法の取り下げが認められた。即座に民事再生法の適用を申請、保全命令を受けた。今後は代表に復帰した早川氏のもとで再建を目指すことになる。
○「資金繰りには困っていなかった」
○なぜ民事再生法か
○「再建の行方は」
■倒産を追う
会社更生法申請はベストの選択だったのか?
りんかい日産建設(株)
りんかい日産建設(株)(東京都港区)は8月29日、東京地裁に会社更生法の適用を申請し受理された。負債総額は約629億円。市況の激変で不動産流動化事業が行き詰まったことに加え、取引先のマンションデベロッパーが倒産した。合併以来わずか5年の突然の幕切れに「債権者保護の努力を最後までしたのか」という声も。更生法申請はベストの選択だったのか。
○5年でついえた合併
○不動産開発に活路求める
○貫けなかった選別受注
■倒産を追う
立ち読み、万引きが経営を圧迫 書店と出版社の協力体制は必須
(株)明林堂書店
(株)明林堂書店が民事再生の適用を申請し、倒産した経緯は前号で述べた通りだが、今回は書店が置かれている厳しい現状を詳述していく。ひと昔前まで情報には費用がかかる時代だったが、ITの発達により“情報はタダ”という考えが浸透してしまっているうえ、万引き問題も書店経営に大きな影を落とす。書店、出版社ともに協力し合い、これらの課題に取り組まなければならなかったのだが、両者の温度差から出版業界の不況はとどまることを知らない状態だ。
○立ち読みが売上に影響
○万引きも経営を圧迫
○作り手と売り手の協力
■トップインタビュー
農業を基盤にしつつ変化に機敏な対応で活性化を
福岡県みやま市長 西原 親 氏
2007年1月に旧瀬高町、旧高田町、旧山川町の3町が合併し新生「みやま市」が誕生した。人口4万3,000人、県下28市のなかで6番目に人口が少ないみやま市だが、高齢化率は県内第1位である。農業が盛んで就業人口割合は県内第2位、農業産出額は、久留米市、朝倉市についで第3位となっている。初代市長の西原親氏に話を聞いた。
○意思疎通を密にし市政へ反映する
○歴史と伝統を「ブランド」化へ
○行政の透明度を高め健全財政を貫く
■マックス市政ニュース
福岡市議会、政務調査費疑惑再燃 切手88万5,000円販売記録なし
2007年3月、保守系会派「みらい福岡」が政務調査費(以下、政調費)で購入した88万5,000円分の郵便切手が、実際には販売されていなかったのではという疑惑が浮上した。弊社取材班は「みらい福岡」が07年3月12日に購入した郵便切手代金として、福岡市西区の福岡愛宕郵便局(以下、愛宕局)が発行した領収書の写しと、愛宕局の06年度分「郵便日計簿」を独自に入手。それぞれを照合・確認したところ、同年度内の9回の切手販売記録中、3月12日分の販売枚数が合致していなかった。
○説明責任果たせねば人工島議論の資格なし
○郵便会社は組織的に隠蔽か?
○裁判たてに説明拒否 切手はどこへ行った!?
■北九州特別連載
健康で安全な住まいを提案 九州杉とOMソーラーのエコ住宅
(株)サン建築工房常務取締役 武谷 昌典 氏
設立当初から、自然の素材を活かした健康で安全な住まいづくりを提案し続けている(株)サン建築工房。OMソーラーハウスや自然木材の活用などに加え、最近はリフォームにも力を入れている。今後、さらなる「エコ住宅」を追求していく同社常務取締役・武谷昌典氏に話を聞いた。
○自然の恵みを活かす
○リフォームを考えた間取りの提案
○住まいづくりのサポーターとして
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