10月26日投・開票ということで、いったんは決まったかのような報道が続いていた総選挙の日程だが、ここにきて自民党内の不協和音が漏れはじめた。
19日、早朝のテレビ番組に出演した、本命・麻生太郎幹事長や与謝野馨経済財政担当相が、総選挙の日程について聞かれ、そろって「補正予算後」との認識を示した。
古賀誠選対委員長らが主張するとされる10月26日投開票を否定した形。自民党内の不協和音とも受け取られるが、「リーマンショック」に揺れる経済状況を考えると、補正予算をほったらかしにして党利党略に走れば、有権者の怒りが自民党に向かうとの指摘も出ている。
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