(株)GIS九州
監督処分を受ける
美少年酒造(株)
多額投資後に三笠フーズ問題が直撃
■店舗内装工事(福岡)/ストアシステム(株)
【続報】債権者判明 負債総額 2億1,944万円
代 表 : 松田 良人
所在地 : 福岡市東区原田4-1-41
設 立 : 1990年6月
資本金 : 1,000万円
年 商 :(06/12)約4億3,000万円
弊誌7月10日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。負債総額は2億1,944万円が見込まれる。
■金物卸(福岡)/(株)田淵作藏商店
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約1億3,300万円
代 表 :田渕 耕三
所在地 : 福岡県直方市古町9-30
設 立 :1948年8月
資本金 : 1,000万円
8月27日、同社は福岡地裁直方支部より破産手続の開始決定を受けた。破産管財人は尾崎英弥弁護士(おりお総合法律事務所、北九州市八幡西区南鷹見町15-20、電話:093-692-5366)。負債総額は約1億3,300万円が見込まれる。
■ゴルフ場経営(大分)/(株)大分サニーヒルゴルフ場 ほか1社
民事再生法適用申請 負債総額 約88億7,000万円(2社合計)
代 表 : 松山 勝己ほか1名
所在地 : 大分県由布市狭間町向原864-1
設 立 : 1971年12月
資本金 : 2,000万円
9月16日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した同社は、同日保全命令を受けた。申請代理人は片山英二弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都中央区八重洲2-8-7、電話:03-3273-2600)、監督委員は竹村葉子弁護士(三宅・今井・池田法律事務所、東京都新宿区新宿1-8-5、電話:03-3356-5251)。負債総額は同社が約42億9,000万円、同社代表が経営する(株)阿蘇大津ゴルフ場も同日民事再生法の適用を申請し、負債総額は約45億8,000万円で、2社合計で約88億7,000万円が見込まれる。
■証券業(東京)/リーマン・ブラザーズ証券(株) ほか1社
戦後2番目の大型倒産 民事再生法適用申請 負債総額 3兆4,314億円
代 表 :桂木 明夫
所在地 :東京都港区六本木6-10-1
設 立 : 2006年4月
資本金 : 441億3,700万円
年 商 : (07/3)約1,220億1,400万円
9月16日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した同社は、同日保全命令を受けた。申請代理人は田中信隆弁護士(大江橋法律事務所、東京都千代田区丸の内2-2-1、電話:03-5224-5566)ほか4名、監督委員は多比羅誠弁護士(ひいらぎ総合法律事務所、東京都中央区銀座8-9-11、電話:03-3573-1578)。負債総額は流動的ながら、3兆4,314億円が見込まれる。なお、同社の持ち株会社であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングス(株)も、同日民事再生法の適用を申請しており、負債総額は2007年11月末時点で約5,159億7,300万円が見込まれる。
■リーマン破綻の衝撃
コダマの核心レポート 恐慌前夜の日本経済 アメリカ金融帝国の崩壊
我々は今、新しい時代に突入している。少なくとも第一次世界大戦の頃から世界に君臨し、支配してきたアメリカ帝国の崩壊がついに始まった。世界を凌駕した圧倒的パワーの根源は軍事力と金融支配力。そのアメリカ帝国を支えてきた力の一翼とも言うべき金融支配力が自滅した。戦争という要因で崩壊したのでない。一人相撲によって自爆し、金融秩序が粉砕してしまったのだ。おそらく世界史上、前例を見ない破綻劇であろう。
○『恐慌前夜』のまえがき
■リーマン破綻の衝撃
終焉を迎えたドル本位経済 信用リスク増大の波紋
米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻による影響が時間を追うごとに顕在化しているなか、9月末に中間決算を迎える金融機関各社に対する破綻リスクの高まりとともに各方面への波紋が懸念されている。
○地銀29行の焦げ付きの意味
○疑心暗鬼の短期金融市場
○終わらない後片付け
■リーマン破綻の衝撃
ブラックサンデーの闇に覆われる 地場経済の「今とこれから」
リーマン・ブラザーズ破綻という世界的激震が、今後の地場経済を揺るがすことは間違いない。市場運用に依存していた地方金融機関の損失懸念や銀行間市場の短期金利急騰から資金繰りが著しく悪化する金融機関も決して少なくないであろう。壊滅的金融危機、そして連鎖的な「負の力学」。その渦中において、我々は地場経済の「今とこれから」をどう読むべきか。今後の見通しについて地場5社にお話を伺った。
○十分な見極め必要 日本銀行福岡支店
○過剰な投機筋への警告 (株)原弘産
○東京の動向に注目 (株)ディックスクロキ
○格付け機関の責任重い 新栄住宅(株)
○外資の動きを注視 NBCコンサルタンツ福岡(株)
■倒産を追う
問われる社長としての器 依存型の気概なき経営が原因
(株)後藤組
8月7日、新聞各社は大分県内版の朝刊に「後藤組 民事再生手続き」と一面で取り上げ、多くの関係者に衝撃が走った。同社は1921年創業の大分地区トップクラスのゼネコンであり、8月6日に大分地裁に民事再生法の適用を申請、同日保全命令を受けた。債権者421人に対し、負債総額は約73億1,300万円が見込まれる。従来通り営業を続けながら経営再建を目指す同社であるが、倒産に至った経緯を検証してみる。
○業歴70年を超える老舗企業
○バブル経済破綻後の転機
○さまざまな噂
■ズームアップ
三笠フーズ事故米転売事件簿 農水省の杜撰な対応に怒り
~光酒造(株)・光安直樹社長激白~
9月5日の発覚以来、ミートホープ、中国産毒入りギョウザといった食品偽装事件などを上回る勢いで、被害が拡大し続ける三笠フーズの事故米転売事件。自殺者までもが出ているこの騒動のなか、被害者にもかかわらず加害者呼ばわりされた光酒造(株)の光安直樹社長は、「マスコミに出ると、またいろいろな憶測が生まれるから、あまり話したくない」としていたものの、弊社にだけ重い口を開いてくれた。
○うちのお酒は安全です!
○マスコミ報道のあり方
○問題はこれから
■マックス市政ニュース
隠ぺいの島にこども病院!? 市政による愚行は続く
こども病院の人工島移転は、患者家族、医師、そして多くの市民の反対意見を無視して強行されようとしている。“こどもの命”よりも“人工島の土地”を優先する吉田宏・福岡市長を黙認している福岡市や大多数の市議たちの姿勢は、厳しく糾弾されなければなるまい。9月定例議会において、こども病院移転のために3.5ヘクタールもの土地を取得する議案が賛成多数で可決される見通しとなっている。その前に、もう一度今回の“愚行”について整理しておきたい。こどもの命を危険にさらすことが確実視され、将来に禍根を残す今回の決定について、再考を促すためにも…。
○茶番から始まった
○責任果たさぬ市長使命を忘れた市議会
○液状化、土壌汚染、毒グモこども病院に最も不適な地
■北九州特別連載
介護サービスとの融合で「移動に便利な街」北九州市へ
(有)三ヶ森タクシー 代表取締役社長 貞包 健一 氏
タクシー事業にとどまらず、最近では介護事業にも取り組むなど、幅広くユニークな事業を展開している(有)三ヶ森タクシー。今年4月には、北九州市で初めて介護保険が適用される「夜間対応型訪問介護サービス」をスタートさせ、さらなる発展を遂げる同社代表取締役社長・貞包健一氏に話を聞いた。
○夜間対応型訪問介護サービスをスタート
○民間・行政の連携で魅力を伝える
○「移動に便利な街」として
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