九州大学は9月25日、同大六本松キャンパス跡地約6.5ヘクタールについて、独立行政法人都市再生機構(UR)に一括して売却することを正式決定した。
URへの売却については、福岡市が「まちづくりの観点からURを売却先にしてほしい」と要請、九大は市の意向に沿って売却先を決めた。九大はほかに売却先を検討していない。
同キャンパスは、来年4月までに伊都キャンパスに移転し、来年度中にURに土地を売却、引き渡すことになる。その後の土地利用については、市や大学、地元住民代表らで構成する「跡地利用計画策定委員会」が、地下鉄に面する北側に商業施設や住居、南側に裁判所などを整備していく案をまとめていた。
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