16日、自民党・山崎拓代議士(福岡2区)に対して、福岡市内の開業医らがこども病院の人工島移転反対を陳情した。
山崎代議士は話を聞いたうえで「調整する」との意向を示したと報じられていたが、17日に新たな動きが判明した。同代議士が自民党市議団と医師団との間を仲介する形で、18日にも両者の「会談」が行なわれるという。
総選挙を前に、福岡市内の各選挙区(1区、2区、3区)では、「こども病院人工島移転の賛否を各候補者に問いたい」との声も聞かれる。市内では圧倒的に反対意見が多い。そんな中、こども病院人工島移転に対する政治家のスタンスは、投票先を決める重要な要素になりそうな気配である。
早々と吉田市長の移転案に同調した民主党は別にして、こどもの命を無視した吉田市政と、条件付きとはいえこの市長案に賛意を示す自民党市議団の方針をひっくり返し、多くの市民の期待に応えられるのは、山崎代議士だけとなった。
派閥の領袖である山崎代議士の「力」に、多くの市民の期待が集まる。