北九州市が先日実施したアンケートでは、北九州のイメージのトップは『治安の悪い街』であった。それを裏付けるように、昨年から建設業者を狙った発砲事件などの凶悪事件が相次いで発生しており、いずれも未だに解決には至っていない。
先日、ある北九州市内の建設会社を訪問したところ、その幹部は現在の心のうちを次のように語った。「われわれ建設会社は、警察などの指導に従う形で、暴力団などとの関係を絶っている。しかし、これを断れば先日のように発砲事件に繫がることもある。そうすると、暴力団との繫がりはないのに、世間からはそういう風に見られてしまうことにもなりかねない。警察にはもっと積極的に犯人逮捕と暴追に動いてもらいたい」。
福岡県警も行政もまだまだ取り組みが甘いというのがこの建設会社幹部の言い分であるが、安全・安心な北九州市への実現に向けた街づくりを願いたい。
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