福岡市は2日、中央ふ頭(博多区)の博多港国際ターミナルの整備を急ぐ方針を発表した。
中央ふ頭では、岸壁、道路、交通広場などの再整備に向けて今月から一部工事に着手。博多港国際ターミナルについては、岸壁や船の乗降のためのボーディングデッキの整備や待合スペースの拡張などを行なうとしているが、九州新幹線の開通に合わせて平成23年春ごろと計画していた完成時期を、半年から1年ほど前倒しして取り組む。
また、市は「阿蘇・くじゅう地域」と協力して観光PRなどに取り組み、九州各地とネットワークする海の玄関口づくりを進めることにしている。博多港は「九州・アジアの海の玄関口」を標榜しており、外国人入国者数が増加傾向にある。
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