大阪の個室ビデオ店で15人の客が死亡した火事を受け、福岡市消防局は1日に市内の個室ビデオ店6店を緊急査察した。そのうち2店舗で消防法令上の不備があったと発表した。2店舗は避難用のはしごが設置されていないなど、防火上の不備が確認されたため、改善を指導した。
査察の結果、避難用のはしごや誘導灯の未設置、消防用設備の点検をしていない、防火管理者の未選任などで、2店であわせて5件の不備が確認されたという。市消防局は、インターネットカフェやカラオケ店など市内の類似施設約100店舗についても今月中に査察を実施する方針。
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