アメリカ政府の公的管理下にある同国保険最大手のAIGは3日、日本国内で事業展開しているアリコジャパン、AIGスター生命保険、AIGエジソン生命保険の3社を売却することを発表した。これによりAIGは日本の生保事業から完全に撤退することになる。AIGはアメリカのアリコ本社を会社ごと売りに出すと見られ、損害保険事業に特化することになる。
国内の生保3社が売却されることで、生保業界再編の可能性も大きくなった。なお、AIGが国内で運営するAIU、アメリカンホームの損保2社は引き続き維持する。
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