液晶製造装置部品、半導体製造装置部品、太陽電池製造用部品の製造・生産行なう(株)マルマエ(本社:鹿児島県出水市、前田俊一社長)は、10月8日、2008年8月期 決算(非連結)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比9.0%増の11億7,000万円、経常損失は6,500万円、当期純利益は同比90.3%減の700万円となっている。
設備投資と人材採用を増加させたものの、新規採用社員の戦力化までに時間がかかり、人員増加ほどの設備稼働率が上がっていないなど、受注増加にむけて設備と人員を増加させたことで費用が先行している。
また、新設した関東事業所において減価償却費と人件費の増加が発生したものの、半導体製造装置分野の受注が伸び悩んでおり、利益の計上には至らず営業利益および経常利益は共に大幅な減益となった。
なお、特別利益として、熊本事業所への設備投資に関連した補助金が9,200万円発生したとしている。
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