現在、国内の景気減速、熾烈な価格競争に加えて、内需が飽和状態から縮小にむかっているなか、海外に足を伸ばしていない木質建材系問屋の利益率低下が避けられない状況となっている。
弊社ではこれまで、九州建材業者の雄・越智産業グループを中心として、2008年3月期決算までの建材業界の動向を見てきた(IB1349号および1354号)。この度、新たに2009年3月期第一四半期決算の数字を加え、同社と同じく全国規模で営業展開しているJKホールディングス(旧・ジャパン建材、興国企業、通商他)グループグループ、すてきナイス(旧・日榮住宅資材)グループ、ジューテックグループ(旧・日本ベニア)と比較しながら、先行き不透明な業界環境の厳しさを見ていく。
(続きはIBにて)
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