福岡市の中心部に破綻したX社が保有していたビルがあった。非常に斬新な造りであったことで有名だったが、ある企業は当時そのビルに対して30数億円の買い付けを出そうとした。 しかし、諸問題があり契約までは至らなかったが、その後X社は民事再生法の適用を申請し破綻。現在では、このビルの価格は20億円前後とも言われている。わずか半年程度の間にこのビルの価格は10億円以上も下落したことになる。バブル崩壊のスピードは驚異的である。
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