10日の東証終値が8,200円台、下落率9,62%で史上3位。アメリカのダウ工業平均も一時8,000ドルの大台割れ。この一ヶ月で1,400兆円という途方もない金額が世界の市場から消えてなくなった。
加えて、世界の為替市場では円高基調が強まる一方である。市場をけん引する役目を果たしてきた自動車産業など、輸出関連企業への打撃は深刻化している。円高がさらに証券市場の足を引っ張るという悪循環。これを断ち切るための道のりは全く見えてこない。
週明けの証券・為替市場の動向に注目が集まる。
※記事へのご意見はこちら