メールでは、宮崎県の男性からこのような声が届いた。
「これは、完全に一般個人を巻き込んだ詐欺です。民事再生法を申請する直前まで会員募集を行なっているわけですから話にならないですよね。人として絶対に行なってはいけないことです。最後まで戦います」。
文章を読んだだけで、強い意志が伝わってくる。また、7月の末まで会員の募集を行なっていたという同様の情報については、他からも数多く寄せられている。
関東在住の女性の方からは、次のようなメールも届いた。
「7月30日に満期を迎えていたにも関わらず、200万円ですが、戻していただくことはできないのでしょうか?子供の大切な結婚資金でしたのに…。なんとか助けてもらえる手段はありませんか?何年かかってもいいです。ほんの僅かずつでもいいです。元金さえ戻していただければ…」。
すがるような思いで弊社にメールを送ってくれたのだろう。この後、この女性はさらに2度、弊社にメールを届けてくれた。
「配当なんて、要りません。ただただ、200万返して下さい。これだけの財産を作るのに、どれだけの、汗と苦労をしたか!!家族に今私は、申し訳ない想いで一杯です。胸が張裂けそうです」。
「1回も、ロマネスクのリゾート施設も使用せず、ただただ、貯蓄目的で、なけなしのお金を預けたばかりに…」。
ぶつけようのない怒り、悲しみが、ひしひしと伝わってくる。
続々と寄せられる悲痛な声に、改めて丸美破綻の影響の大きさ、深刻さを思い知らされる。
関連:丸美被害者の会ホームページ http://marubihigaisyanokai.web.fc2.com/
(つづく)
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