読者のみなさんへ
弊社は『福岡にパワーを与える企業100社』を出版します。
同書は、昨今の経済動乱の最中にあって、絶えざるパワーとエネルギーで躍進を続ける福岡・九州の企業を、トップの肉声を交えながら紹介します。
成功の秘訣や、経営戦略のヒントが盛り沢山の内容となっております。企業経営者の方も、これから経営を目指そうとする方も、本書を読めば、勇気百倍!! ご期待ください。
「ネットＩ・Ｂ」では、本の出版に先駆けて、各社記事の要約を紹介致します。
【媒体概要】
福岡・九州の企業100社を、文章と写真とで紹介。カンパニーインフォメーション（会社概要）・代表プロフィール・ワンポイントＰＲを併せ掲載。
株式会社 データ・マックス
TEL 092-262-3388 FAX 092-262-3389
ムライケミカルパック株式会社
壊さずに遮熱、再生延命する技術 省エネ、エコ社会の実現に貢献
―COMPANY INFORMATION―
代 表 者：村井 正隆
所 在 地：福岡県久留米市藤山町696-5
設 立：1967年4月
資 本：2億9,300万円
業 種：合成樹脂系特殊塗料の製造・販売・施工
Ｔ Ｅ Ｌ：0942-21-7667
Ｕ Ｒ Ｌ：http://www.murai.co.jp
防錆・防水効果をもつ特殊塗料
アスベスト含有の屋根外壁を再生
じん肺や悪性中皮腫の原因になり、肺ガンを起こす可能性があると言われるアスベスト問題。2006年、国は「石綿による健康被害に関する法律」を閣議決定し、対策に乗り出した。しかし、健康被害の実態把握が難しく、被害認定の基準も明確ではない。発病の可能性はアスベスト使用の工場に勤務または周辺に居住だけでなく、その地域に出入りしていた人々にも及ぶからだ。
その上、日本に輸入されたアスベストの総量は4000万トン。1975年頃までは工場や倉庫の屋根・外壁のスレート板に使用されており、日本全国にはまだまだ膨大な数が残る。高度成長期に建築されたものは、耐用年数に達して劣化していて、スレート板内部のアスベストが雨水で流れ出し、地中に留まったものが乾燥によって空気中に飛散すれば、新たな健康被害も危惧される。
こうした問題に20年以上前から取り組み、独自の技術でアスベストの除去、屋根や外壁などの再生・断熱、省エネ、ＣＯ2削減に貢献しているのがムライケミカルパック（株）だ。
「アスベストは、飛散しないように除去すれば良いのですが、工場や倉庫は耐用年数に達すると取替か解体をしなければならず、そこで考えたのが防錆と防水・化粧を目的に開発した塗料をスレート板にコーティング処理することでアスベストを封じ込め、なおかつ屋根や外壁を再生、延命させる『ケミカルカチオンパック工法』です」と同社の村井正隆社長。
同工法は、特殊な塗料をスレート板の表面に塗布・吹き付けて3層の塗膜構造にし、再生・化粧するもの。屋根や外壁の強度は新品同様に甦り、アスベスト飛散の心配もない。さらに工場を稼働しながら施工できるため、生産体制に全く影響を及ぼさないというメリットもある。
仮に工場を解体するとなると、スレート板は破砕せず１枚ずつ剥ぐことが義務づけられている。10万m2の工場であれば使われるスレート板だけで1000トン。莫大な解体コストがかかる上に、これほどの廃材を処理するなど処分場の現状からして不可能だ。同工法は屋根や外壁を再生・延命させるだけでなく、環境に負荷を与えない画期的な技術でもある。
（以下、『福岡にパワーを与える企業100社』参照）
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