イオンモールとイオンは14日、筑紫野市に12月5日(金)「イオンモール筑紫野」を開業する、と発表した。ジャスコ筑紫野店が核テナントになり、準核テナントとして蔦屋書店を導入。地域最大級のシネコンや約180のテナント専門店が入る。
グランドオープンに先立ち2~4日、地元客などを対象にソフトオープンする。
九州自動車車・筑紫野ICから西へ約1kmの場所にある。西鉄大牟田線朝倉街道駅から徒歩数分で、JR天拝山駅からも徒歩で行ける。
敷地約9万8,000m2に地上5階建て(店舗は3階まで)、売場面積7万5,000m2の建物を建設した。約3,600台収容の駐車場を用意する。
商圏人口は筑紫野市を中心に太宰府や大野城、那珂川町など車で30分圏内に住む96万人、38万所帯を想定。
施設は3層モールで、西端1~3階に売場面積約2万m2のジャスコ、東端1階に蔦屋が約2,600m2で入る。シネコンは9スクリーン約1,500席。
専門店では高級ファッションのワールドやユナイテッドアローズ、イオングループのビブレなどが入る。地元テナントは約50店。
設備投資額や初年度売上計画は明らかにしてない。
筑紫野市内には国道3号線沿いにイズミのゆめタウン筑紫野があり、イオンとは1kmも離れてない。客の取り合いになるのは必至。イオンは来春、大牟田市にも大型施設を開業する予定で、ここでもイズミとぶつかる。
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