福岡市内の一部の医師らが、こども病院人工島移転に賛成する意見書をまとめ、記者会見を開いたが、既報のとおり、勝手に名前を使われた医師らは会見には姿を見せなかったという。
　関係者の話によると、意見書を作成し、会見をセットした医師から「こども病院のことについて、話し合いたい」と申し出があり、１７日に「話し合い」に同意した医師らが集まる予定だったという。しかし、複数の医師らは、意見書や会見のことは一切知らなかったという。
　意見書のことや会見についての新聞報道に驚き、医師仲間への弁明に追われた先生もいたとされる。会見自体はなぜか九大第２外科出身の医師４名だけが出席、肝心の産科、小児科の医師は１人もいないという不思議。
　意見書の内容は市役所の言い分そのままだが、会見場に市役所職員も姿を見せ、胡散臭さ全開の展開となった。市役所擁護のつもりが「やぶへび」となった格好。

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