10月23日(木)から25日(土)までの3日間、マリンメッセ福岡(福岡市博多区)にて「モノづくりフェア2008」が開催されている。日刊工業新聞社が主催する同イベントは、今年で23回、23年目を迎え、参加者も246社と過去最高の参加社数となった。
今回のイベントでは、新たに「ロボット技術コーナー」を設け、(株)安川電機の最新型産業用ロボットの実演展示を行なっている。担当者は「最新型のロボットだけでなく、ロボットの正確な動きを支える心臓部となる『マシンコントローラ』、『サーボドライブ』なども展示しています。モーターによって動くものに対しての確かな動作制御と、振動制御をもってはじめて作り出せるロボットの小型化、スリム化を是非見てもらいたい」と話した。また、多くのロボット産業関連企業が出展している。
「モノづくりコーナー」では、自動車製造用産業機器、精密加工機器、切削工具で知られる(株)不二越が初出展している。同社の原英明・九州支店長は「今年9月に九州初の営業所を設置しました。自動車製造部門においては、工作機器、切削工具の『Nachi』として認知はあるのですが、それ以外の分野において、九州地区のサプライヤーへの認知度を高めたい」と話した。
同イベントとあわせて、さまざまなセミナーが同会場で開催されている。23日に安川電機・利島康司代表取締役社長による基調講演をはじめ41のセミナーが行なわれる。また会場内では各メーカーとの商談会が同時開催されている。
詳細は以下のとおり。
「モノづくりフェア2008」
http://www.nikkanseibu-eve.com/mono/
場 所:マリンメッセ福岡
会 期:10月23日(木)~25日(土)
AM10:00~PM5:00(最終日はPM4:00終了)
主 催:日刊工業新聞社
問合せ:日刊工業新聞社 西部支社 イベント事業
〒812-0029 福岡市博多区古門戸町1-1
TEL:092-271-5715
FAX:092-271-5881