原材料費、原油価格の上昇により、商品価格の高騰が続いている。しかし、各社なかなか販売価格を上げる事ができず内容量を減らしたりして苦肉の対応を行なっている所が多いのが現状だ。
中でも個人の仕出し弁当などの製造販売業者は、昨今の原材料費の上昇分を販売価格に転嫁することができず、アルバイトを雇わず社長自らが配達を行い人件費を削減している所もある。「大手チェーンならともかく個人は数量を取って値下げが出来ないから厳しいだろう」(業界関係者談)。今後、個人の経営者が生き残るには余程の商品力がない限り難しいだろう。
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