マンションデベロッパーがかつて無い厳しい環境に置かれている中、地元福岡のマンション管理業界が異例の活況を示している。ある管理会社は「9月以降、管理組合側からの見積もり依頼が急増している」とコメント。別の新興管理会社は10月、11月で管理棟数が倍増する見通しだという。その多くが丸美の管理物件である。
丸美の事業は長谷工コミュニティへの譲渡が秒読みとなっているものの、これまでの経緯に不信感を持つ管理組合は多い。450棟・約1万8,000戸という巨大なシェアを巡って猛烈な陣取り合戦が繰り広げられている。
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