大分銀行(本社:大分市、小倉義人頭取)は、10月24日、8月11日に公表した2009年3月期第2四半期(2008年4月1日~2008年9月30日)および通期(2008年4月1日~2009年3月31日)の業績予想の修正を発表した。
修正の理由について、単体業績予想の第2四半期累計期間において、より保守的に債務者区分の判定を行ったほか、要管理先のDCF法適用基準を与信残高30億円以上から10億円以上に引き下げを行ったためとしている。
さらに、米国金融市場の混乱に端を発した株式市場の低迷などを受け、保有有価証券の償却額が当初予想に比べ増加したことなどにより、経常利益および中間純利益は、8月11日発表の業績予想を下回る見込みとなったためとしている。
また、通期において、第2四半期累計期間の修正による影響のほか、景気の後退予想に加え金融市場の混乱による有価証券関係の償却などの増加を織り込んだことなどから修正したとしている。
連結業績予想修正の理由については、単体業績予想の修正によるものとしている。
連結業績の予想の修正
◇2009年3月期 第2四半期連結累計期間(2008年4月1日~2008年9月30日)
【経常収益】
前回発表予想:332億円
今回修正予想:334億円
増減額:2億円
【経常利益】
前回発表予想:△22億円
今回修正予想:△121億円
増減額:△99億円
【当期純利益】
前回発表予想:△14億円
今回修正予想:△75億円
増減額:△61億円
◇2009年3月期 通期(平成20年4月1日~平成21年3月31日)
【経常収益】
前回発表予想:664億円
今回修正予想:661億円
増減額:△3億円
【経常利益】
前回発表予想:28億円
今回修正予想:△108億円
増減額:△136億円
【当期純利益】
前回発表予想:16億円
今回修正予想:△69億円
増減額:85億円
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