Jリート初の破綻として注目を集めたニューシティ・レジデンス投資法人。民事再生で株主に迷惑をかけてしまったが、もっと迷惑で不逞の輩がいるようだ。同法人によれば、保有物件において、賃借人に対して民事再生手続における「破産管財人」たる弁護士をかたり、当該破産管財人の指定口座に入金するよう求める文書が投函されているという。
同法人は、「このような文書やその差出人及び当該破産管財人は、ニューシティ・レジデンス投資法人とは一切関係ない」としている。また、「民事再生手続において「破産管財人」が選任されることはなく、賃料などの振込先も一切変更はない。上記の文書はいわゆる振り込み詐欺を目的として投函されたものと思われる」という見解である。
福岡にも数件の物件があるため、賃借人の皆様にはぜひ注意いただきたい。
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