北京で開かれていたASEM(アジア・ヨーロッパ首脳会議)が閉幕した。最大の課題とされた世界的な金融危機について、アジア・ヨーロッパ各国が協調して取り組む姿勢を示した。金融危機や北朝鮮問題を含む議長声明を採択して2日間の日程を終えた。
麻生首相は、会議閉幕後、午後6時30分から記者会見、金融危機に対応するため、各国に協調と内需拡大の必要性を呼びかけたとして成果を披露した。
注目の解散総選挙について「政局より国際的役割を果たすことの重要性を、会議に出席して改めて感じた」と語り、当面、世界的金融危機に対処することを優先する考えを示した。
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