環境省が取り組んでいる平成20年度ストップ温暖化「一村一品」大作戦という事業の一環で、福岡県は「ふくおか減CO2大作戦2008」を公募。応募のあった30件の中から、北九州市若松区の「楽しい株式会社」が最優秀賞に輝いた。来年2月に行なわれる全国大会に出場することになった。
この事業は、07年度から各都道府県の地球温暖化防止活動センターに委託されて取り組まれているもので、京都議定書で約束したCO2削減目標の達成するため、地球温暖化防止に取り組む住民・団体・企業・行政などが応募していた。
「楽しい株式会社」は、(1)都市部の外食産業等の事業所に生ゴミ処理機をレンタル (2)生ゴミの減量と堆肥を製造(3)堆肥は有機栽培農家に販売し、そこで生産された有機野菜を外食産業等が購入(4)CO2歳出削減効果:事業系生ゴミは従来の収集焼却方式と比べて43%(年間260トン)削減―といったことが評価された。
表彰式は11月7日に午後2時から福岡県吉塚合同庁舎で行なわれる。「楽しい株式会社」のほか、九州地方環境事務所長賞に選ばれた「NPO法人循環生活研究所」、福岡県地球温暖化防止活動センター長賞の「(株)芝浦特機」も表彰を受ける。
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