不動産バブルと建築資材高騰はマンション価格を押し上げた。しかし、その後の急激な景気悪化が、消費者のマンション購買意欲を失わせてしまった。今やマンション業界は再販ブームとさえ言える状況にある。
そんな中、再販物件として扱われたマンションでは、往々にして管理面で問題が持ち上がる傾向にあるという。
新築分譲マンションの住人は大半がその部屋の所有者であることがほとんど。だが、再販物件を購入したオーナーはこれを賃貸に回すケースが多い。必然的に「所有者住人」と「賃借住人」との間でマンション管理についての意識の違いが生まれる。これが管理状況を乱す原因になるという。また、そこに住んでいないオーナーが、修繕積立金などの管理に必要な金を支払わない、といったトラブルも散見される。
管理の悪いマンションは資産価値も下落する。そのため、住人で作る管理組合としても頭の痛い問題になっているという訳だ。
これを未然に防ぐには、管理規約を予めしっかり定めておく必要がある。そのための書籍やHPもあるので参考にするのも良いだろう。
それも面倒とおっしゃる方は、専門家に相談するのも一つの手だ。幸いにも福岡には全国最大のマンション管理組合連合会があり、相談に乗ってくれる体制が整えられている。
マンション管理で悩みがあるなら、電話されてみてはいかがだろう。
NPO法人 福岡マンション管理組合連合会(福管連)
TEL092-752-1555 FAX092-752-3699
※記事へのご意見はこちら