安くてうまい地元の「B級グルメ」の日本1を決める「B―1グランプリ」が、久留米で開かれる。3回目の今年は、全国から24の「B級グルメ」が集結。九州からは、「久留米やきとり」と「小倉発祥焼うどん」が出展、グランプリを目指す。
主催は「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」(事務局:青森県八戸市)と地元実行委員会。過去2回の大会は青森県八戸市、静岡県富士宮市で開かれ、「富士宮やきそば」が連覇。これに対抗する久留米やきとりは2回とも9位、小倉発祥焼うどんは5位、6位。地元開催で雪辱を期するのは、久留米やきとりの「久留米やきとり日本一の会」と小倉発祥焼うどんの「小倉焼うどん研究所」。グランプリを獲得し、一気に全国区に躍り出る意気込みだそうだ。
商工会議所などと実行委員会を作っている市役所の観光振興課では、「久留米はトンコツラーメンの発祥の地でもあり、やきとりは日本一の数と種類を誇っています。いま筑後うどんも売り出し中で、久留米はB級グルメの聖地宣言もしています。町おこしでPRし、2011年には新久留米駅もできるので新幹線で遠方からのお客さんを呼び込んでいきたい。今回をはずみにしたい」と話し、10万人の来場を見込んでいる。すでにホテルは満杯とのこと。ぜひ成功してもらいたいものである。
問い合わせ先は、久留米市観光振興課(0942-30-9137)。
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