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何をあせる!?福岡市役所 こども病院めぐるドタバタ劇
行政
2008年10月28日 15:16

サクラ作戦不発
 こども病院人工島移転は、9月議会で一応正式決定したものと考えていたが、どうやら違うらしい。
議会後の「新病院構想(案)市民説明会」では、参加者200人を集めたとしながら、実は135人が市役所職員だったことが判明。「サクラ作戦」がばれて、市民はもちろん、身内の市OBからも「堕ちるところまで堕ちた」と酷評された。

私的会見、公費でサポート
 続いて、福岡市内の一部の外科医らが、「こども病院人工島移転に賛成」という、医療関係者では希少なご意見を会見で公表。この私的な会見を前に、市保健福祉局理事と、こども病院移転担当部長が、「黒塗り公用車」で医師を訪問。はたけ違いの報道課の役割をつとめ、会見のやり方を指南したという。市役所に都合のいいことになると、公費を使うことなど当たり前と思っているらしい。私的な意見発表を公務としてサポートするという、まさに公私混同のお仕事ぶりである。やりたければ勤務時間外にやっていただきたい。

名指しの記者批判・報道規制
 「大人げない」「みっともない」のは、市役所幹部による記者批判。吉田宏市長にとって都合の悪い質問や、こども病院人工島移転に都合の悪い報道が流れると、記者の個人名をあげて批判する幹部が存在する。報道機関に直接乗り込み「圧力」をかけたバカな幹部もおり、そのうち実名で報じる予定である。市長側近の質も「堕ちるところまで堕ちた」というほかない。圧力をかければ黙るとでも思っているのか、実にお粗末な話である。

「折り返し」迎える吉田市政
 今年の12月で吉田市政の折り返し地点を迎える。しかし、2年経って、市長への評価は地に落ちたというほかない。人工島、こども病院、留守家庭こども会、保育所民営化、そして新空港。全て吉田宏市長が反故にした公約である。目玉になる公約は全て投げ捨ててしまい、「市長選のときとは状況が変わった」として平然と開き直っている。折り返しの2年目で報道各社は検証を行なう。少しでも吉田市政への評判を良くし、賛同者もいると見せかけるためのドタバタ劇が続いているということらしい。
本当にお粗末、市民のための市政など、望むべくもない。不幸なのは吉田さんに一票入れた有権者だけではない。


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