西部瓦斯(株)(本社:福岡市博多区、田中優次社長)は、8月5日に公表した業績予想を下方修正した。
修正の理由として、個別業績予想において、気温が高めに推移したことによりガス販売量が前回見通しを下回ることから売上高が減少、営業利益・経常利益が前回予想を下回る見通しとなったためとしている。さらに、株価の下落による投資有価証券評価損の計上などにより四半期純利益は9億円下回る見通しとなったとしている。
連結業績予想においては、連結子会社の営業利益・経常利益は前回予想を上回る見通しであるものの、個別業績の下方修正に加え、連結子会社であるエスジ-ケミカル(株)のSNG製造設備に代わる「LNGサテライト基地」を建設することとなったため、SNG製造設備を減損処理(8億円)することから、売上高と四半期純利益が前回予想を下回る見通しとなった。
◇2009年3月期 第2四半期 連結累計期間
連結業績予想数値の修正(2008年4月1日~2008年9月30日)
【売上高】
前回発表予想:770億円
今回修正予想:764億円
増減額:-6億円
【営業利益】
前回発表予想:-12億円
今回修正予想:-7億円
増減額:5億円
【経常利益】
前回発表予想:-17億円
今回修正予想:-12億円
増減額:5億円
【当期純利益】
前回発表予想:-9億円
今回修正予想:-21億円
増減額:-12億円
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