2008年3月期決算での九州・沖縄の地方銀行12行の不良債権残高は合計で9,939億円。ほぼ前年から横這いでの推移である。自己資本比率は10.33%と前年の10.19%から改善傾向にあった。「サブプライム問題」「リーマンショック」の影響により、今期ではこれらの数値が大きく悪化する可能性がある。銀行の財務内容の変化は、中小企業の資金繰りに大きな影響を与える。果たしてどの程度の水準になるだろうか。
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