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ベテラン記者のボヤキ 「多党連立」いつか来た道 
政治
2008年10月 8日 11:51

 各党の選挙情勢結果で、自民、民主が比較第一党を争う戦いとなることが確実視される総選挙。
伝えられるように民主党が比較第一党となった場合、国民新党、社民党との連立が予想される。共産党を連立の一員として組み入れる選択はないだろうが、獲得議席次第でどうなるか分からない。
自民党から何人か飛び出すとの観測もあるが、いずれにしろ、小沢一郎民主党代表が中心となる政権は、そうなれば2度目ということになる。

 1993年の総選挙後に誕生した、細川護煕氏を首班とする8党・会派による連立政権は、小沢代表(当時は新生党)が中心となって打ち立てたものである。その後、細川氏の訳の分からない政権放り出し、羽田孜内閣の短命、自社さ政権誕生と続いていく。自民党一党支配を一度は打破しながら、内輪のごたごたで国民の信頼に応えられなかった一連の動きで、国民の政治不信は頂点に達した。これ以後、「政治は変らない」という無力感を有権者に与えた責任は重い。
 
 その傷がようやく癒えようとしている今、またしても政党の離合集散が始まる気配を見せ始めている。ベテラン記者からは「あの頃(93年~94年にかけてのドタバタ劇)の悪夢が蘇ってきた」との呟きが漏れる。93年当時を知る有権者は、オーバーラップする永田町の有様に何を感じているだろう。予想される多党連立がいつか来た道にならないことを祈りたい。

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