来福中の民主党・岡田克也副代表が16日、八女市の朧大橋を視察した。旧上陽町長の牛嶋剛氏(古賀誠後援会上陽町支部会長)が待ち構え、「地域振興のためには必要な橋だ」などと訴え、土下座する一幕もあった。
朧大橋は地元では「誠橋」と呼ばれ、古賀誠選対委員長が建設に尽力。関連事業費は約90億円とされるが、1日の通行量は200台程度。施工に加わった富士ピー・エス(福岡市)が、古賀氏の政治団体に計158万円分(2002~07年)のパーティー券購入や献金をしていたことも報道されており、道路族のドンによる「無駄な公共事業」の代名詞となっている。